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能登空港の概要

能登空港が最後の地方空港と言われて約1月前に開港しました。
能登空港は約240億円もの建設費と5年の歳月をかけて
開港しました、
もともとはプロペラ機などを飛ばすコミューター空港の予定でした、それがいつの間にか普通の空港となってしまいました。


能登空港の管理費だけで年間の赤字だけで2億以上も垂れ流すよていです。
需要予測では就航しているはずの大阪、名古屋線すらも
就航できず (需要予測では名古屋も大阪も就航死31万人以上の乗客数の予定だった)羽田から126人乗りの737が1日に2便しか就航していません。
需要予測の半分ほどしか達しないようです。
この2便についても1便が羽田空港の発着枠増加の時に
1便が政策枠(政策枠として増便が決まったのは稚内、根室中標津、
南紀白浜、石見などを発着枠増便の時に決定し)として決まりました。
もし発着枠が自由に決められて補助金さえもなかったら
もう1便は搭乗率を保障し赤字を出したら2億円を上限に
就航が決まりました。
これだけは普通にマスコミで報道される事です。

空港を作ると同時に道路も作られました。
これも莫大な建設費がかかっています。
輪島空港ができる1年前には輪島の鉄道が廃線になりました。
この鉄道は第3セクター鉄道として引き継いだものでした。
1日に乗降客が500人にも満たない(多分1日に300人台で推移するように思われる)空港で地域発展というのは弱すぎます。
羽田空港は今発着枠がなく満杯状態が続いています。
飛んでいる飛行機は大型機中心です。
羽田空港発着便はどこの地方でものどから手が出るほどほしい
物です。
羽田の発着枠はこの6年間だけで7万3000回以上も増えたのにもかかわらず新滑走路建設という方向に進んでいます。
能登空港は搭乗率保証や政策枠がなければ飛んでいなかった、
羽田空港の発着枠が満杯状態無駄な地方路線が飛ぶ、
その結果新滑走路建設の圧力が強まるという悪循環にはまってしまいます。

能登空港の建設費は地方が約半分、後は空港整備特別会計と言うところからお金を出しています。
この空港整備特別会計の財源は着陸料、航空機燃料税、航空援助施設費、土地を貸した雑収入、一般会計からの繰り入れ、それだけでは羽田や関空を作るときに足りなかったので財政投融資を受けています。
この財政投融資は1兆円近くもあるといわれています。

能登空港などの新しくできた空港は乗客数が少ないという欠点を抱えています。それでも今までできた空港は複数の路線を持っていました。
しかし能登空港は史上初めて東京という1つの路線しか持たない空港になってしまいました。

なぜ地方の空港から乗り継ぎ要請があり発着枠が増加してもすぐに埋まってしまうのに政策枠により羽田空港の発着枠を維持しなければいけないのでしょうか、
大館能代空港では私の尊敬する毒饅頭が大好きな村岡大先生が「私がいたから空港が作れたんだ」みたいな発言をしたそうです
能登空港でも97年に自由民主党の馳議員が参議院の委員会で質問をしています。

これは97年の12月4日第百四十一回国会  参議院運輸委員会会議録第二号での答弁です。


馳浩運輸委員会理事



 まさしく費用対効果を考えた上で運輸省として厳しくそれに取り組んでいただければいいのであります。

 その次の観点で、私ども石川県としては、先ほどの財政構造改革の推進方策の中でも言われましたように、地域間格差の解消のためにも、能登空港の予算についても計上していただいておるわけでありますが、3点、地域事情を御理解いただきたいと思います。

 1点は、建設に反対する人が1人もいないということ。2点目が、もしこの着工の予算が盛られなかったということになれば、地権者は本体用地分について公共事業の特別控除、これは5千万円ありますけれども、これを受けられず、生活設計に支障を来たし、政治問題化するのが必至の状況であるということ。もう1つは、総事業費について、当初320億円と言われておりましたものが、計画上の工夫等によりまして270億円近くまでに圧縮する姿勢を示しているという、大変な努力をしているということであります。

 その点、社会的な便益と社会的な費用と、その差額をもってして費用対効果を算出するという新たな運輸省の公共事業に対する取り組み方というものもあると思いますし、それを当てはめてくださっても結構ですので、この点を踏まえて能登空港に対する御所見をいま一度力強くお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

○楠木行雄政府委員

 運輸省としてのと空港の必要性についてどう考えておるかというお尋ねでございますが、能登半島地域というのは空港の空白地域であると思います。地理的な制約から高速交通体系の整備がおくれておりまして、最寄りの空港へのアクセスにも長時間を要し、東京、大阪といった大都市圏との交流にも困難を来している地域であると認識をしております。

 一方、この地域には、20市町村だと思いますが、約30万人の人々が生活をしておるとともに、多くの観光地も有しておりまして、空港を建設するのに必要な航空需要は十分確保されているものと考えております。

 さらに、昨年の経緯でございますが、平成9年度におきましては新空港事業化準備調査というものを実施し、建設コストの縮減方策にもめどが立ったものと理解をしております。

 以上の情勢を踏まえまして、能登空港の必要性は高いものと考えておりまして、平成10年度の概算要求におきまして、先ほど大臣も申し上げましたが、地域間格差の是正という観点を踏まえて、生活関連等重点化枠、こういうものも含めまして新設に必要な経費を要求しているところでございます。

地元での反対もなく空港がくれば地域が発展するとでも思っているのでしょうか 
バスの廃止や鉄道の廃止までおいこまれてしまっても万々歳ですか、

空港荷はアクセス用道路を付くならなければなりません、そのために膨大な金が掛澗s、大館能代空港のアクセス道路でも300億円ほど、新石垣空港でも250億円ほどかかります、能登空港でも200億円以上かかります。

空港の建設および維持費だけではなく道路の維持費までついてくるのです。
空港があってもPRする物がなければ何もなりません
空港があれば地域がよくなるという考えるのはやめてほしいです。
能登空港ができたおかげでほかの地方から羽田に来る増便の必要性のある便が飛べなくなりました。
羽田空港の新規滑走路を作らざる得ない1つの理由としで最近できた必要性の薄い空港に小型機で飛ばさざる得ないというのもあります。
そのために発着数が増えてしまうのです、

空港建設歯費用対効果という物も含めて考えるべきでした、


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